重要なお知らせ
更新日:2025年1月3日
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令和6年11月現在、82人の地域おこし協力隊の方が県内で活動しています。今回は、地域を盛り上げるため奮闘している協力隊・経験者の活動やその後の活躍を紹介します。
都市部から移住し、地場産品の開発やPR、農林業への従事、住民の生活支援・困り事の解決などさまざまな「地域協力活動」を通じて、地域を元気にする取組です。
地元でドッグトレーナーをしていた時に、お客さまから「もっと動物と触れ合える場所が欲しい」という声を聞き、まちづくりに興味を持つように。その後、真岡市の高校生・大学生・地域の大人たちが自分たちで住みたいまちを作る「真岡まちづくりプロジェクト」(通称:まちつく)のサポート役という協力隊の募集を知り、自分も関わりたい!と応募しました。現在は42人の学生と一緒に真岡市を盛り上げる活動に取り組んでいます。
まちつくで設置したドッグランの運営など、ドッグトレーナー・ペットシッター士の経験を生かして“動物と楽しく暮らせるまちづくり”をしています。また、長期休暇中の小学生にまちつくの学生が勉強を教え、最後にみんなでドーナツを食べる「寺子屋ドーナツ」やお年寄り向けの「スマホ相談会」も実施。まさにドーナツの輪のように、地域の人たちの輪が広がっています。
市役所近くのドッグラン
寺子屋ドーナツの様子
真岡市は、街なかを大きな川が流れ、桜や紅葉など季節の移り変わりを身近に感じながら自然と触れ合えるステキなまち。退任後は定住して、1月25日(土曜日)にオープンする複合交流拠点施設「monaca(もなか)」のスタッフとして、引き続き地域を盛り上げていきます!
monaca外観
イタリア料理の修行中に妻と出会い、塩谷町の実家を訪問。妻の生まれ育った築100年以上の古民家に圧倒され、「この建物をこれからも守っていくためにここで店を開き、人の集まる場所にしたい」と思いました。そんな時に、塩谷町で有機農業・地元農産物をPRする協力隊の募集を知り、“食”の経験を生かしつつその土地や人を知ることができると思い、応募しました。
塩谷町といえば、名水百選にも認定された尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)。その水で育った新鮮な有機野菜をのせたピザを大谷石の窯で焼く体験は、「オーガニックビレッジ宣言」をしているこの町ならでは!なるべく土地のものを生かした“塩谷ならではのイタリアン”をイベント等で提供し、有機野菜のおいしさや安全性などの魅力をPRしています。
ピザ作り体験の様子
有機野菜のピザ
今年3月の退任後は、妻の実家を改装し、塩谷町の有機野菜を使ったピザ専門店を開業予定です。開店後は、地域の方や町を訪れた方がくつろげる、憩いの場にしていきたいです。
開業予定の古民家内装
足利は夫の出身地。もともと夫婦で移住先を探していた時に「映像で町おこしをする」という協力隊の募集を知りました。私は東京で映画やテレビに関わる仕事の経験があったので、移住後の活動ビジョンが見えたように思い、応募しました。
足利は、歴史ある建物や自然はもちろん、日常目にする街並みも新鮮で魅力的。そこで「あしかが映像まつり」の企画として、松田川ダム広場での星空の下や、足利のシンボル・渡良瀬川の河川敷などでの野外上映会を実施。また、テレビドラマのロケ地を使ったイベントでは、全国から3,000人が訪れ、手応えを感じました。
上映会の看板
上映会の様子
夫婦でおでん屋を営む傍ら、古民家のレンタルやローカルマガジンの制作発行などを通じて、まちの魅力を発信する「旨みの溜まり場 なべのそこ」を主宰しています。足利市は移住者も多く、まるで鍋のようにさまざまな文化や歴史、人々が混ざり合った“旨み”のあるまち。「なべのそこ」に関わった人がこのまちを好きになってもらえたらうれしいです。
とちぎの地域おこし協力隊が集結!
隊員たちによる飲食店やワークショップ等を行います。
本イベントは、令和6年7月に創設した「とちぎ地域おこし協力隊まるごとプラットフォーム」において、各市町の協力隊が連携して企画したものです。
▼マルシェや協力隊の活動などの詳細は、HP「ベリーマッチとちぎ」をチェック
https://www.tochigi-iju.jp/job/chiiki-okoshi/
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