ホーム > 産業・しごと > 雇用・労働 > 労働環境 > とちぎ働きやすい企業 > 平和テクニカ株式会社 那須工場

ここから本文です。

更新日:2017年9月5日

平和テクニカ株式会社 那須工場

~ 和顔愛語 ~

人はやさしい言葉を語るとき、顔もおのずとやさしくなります。

にっこり笑いながら相手を思いやる言葉をかけてあげることが、和顔愛語

平和テクニカ(女性1) 

平和テクニカ(女性2)

企業情報 

代表者名 代表取締役 小池 達夫
企業所在地 那須町漆塚449番地
連絡先

TEL:0287-72-1035 

(本社 03-3249-0981(代表))

これまでの受賞・認証歴

平成20年度 栃木県フロンティア企業認証 

平成27年3月 がんばる中小企業・小規模事業者300社選定・表彰(経済産業省)

平成29年度 栃木県フロンティア企業認証

お話

那須工場 生産管理リーダー 深澤 幸子 さん

企業概要

創業 : 1952年2月(1973年10月 那須工場稼働)
事業内容 : 産業用精密切断砥石の製造・販売
資本金 : 5,000万円
従業員数 : 那須工場 27名(男性4名、女性23名 内パート社員女性2名)

インタビュー     

Q. 具体的な取組について教えてください。

A. 

◇管理職を目指す女性従業員向けの研修の機会を積極的に設けています。
 具体的には、一人一人に「人材スキルマップ」を作成し、体系的かつ計画的にスキルアップのためのOJT教育研修を実施し、PDCAサイクルを進めています。
 また、熟練の従業員からマンツーマンでの指導を行い人材育成に力を入れてきました。

◇また、女性従業員の管理職への登用を促進するため、「人材スキルマップ」を基に、中堅社員の管理職登用を積極的に行うと共に、下位社員へのOJT教育を計画的・意識的に行い、スキルアップを推進しています。

◇さらに、社内の教育訓練のみならず、社外での教育訓練も、就業時間内に受講できる体制を整えています。

Q. そのような取組に至るまでの経緯を教えてください。

A. 以前は、男性の方が多い職場でした。男性が従事していた仕事を、細かい作業に向いている等の女性の特性を活かせればと考え、数年に渡り本社と交渉し、男性従業員の退職を契機に、女性を配置したところ、効率よく仕事が進むようになったため、女性の採用を増やしていきました。
 現在では、管理職への登用も積極的に行っています。

 Q. これまでの取組の中で、どのような課題がありましたか。また、その課題をどのように解決しましたか。

A. 女性が多い職場で、女性を中心に活動していかないと上手く回らない等の状況がありました。
 女性は、家事や育児を担わなければならず、時間の制約等で小さいお子さんを養育中の方が就業するのは難しいのが現状です。
 そこで、就学前や小学生のお子さんのいる女性をパートタイマーとして採用し、子育て期間中を教育訓練期間としています。「人材スキルマップ」の他「教育訓練計画書」を作成し、進捗状況を主観的・客観的に評価することで、正社員として働くためのスキルを身に付けられるようにしています。

Q. 取組の効果はいかがですか。

A. スキルを身につけ、子育てが一段落した時には、ほとんどの人が正社員になり、生活の安定を図っています。熟練の技術を持った女性が、会社の戦力として長く働いており、最長で38年、平均の勤続年数は20年になります。
 また、現在、当工場には、成型部門や検査部門等で女性リーダーが3名配置され、他にも幹部候補生として研修を受けている女性従業員もおり、先頭に立って現場をリードしていくことで、女性ならではの視点が仕事に活かされ、女性が多い職場を上手くまとめています。
 また、仕事上の「向き・不向き」は、人材スキルマップでの見極めで可能となり、できないことをやらせるのではなく、できることを120%の力で発揮できるよう、早い段階からの「適材適所」への配属ができるようになりました。

 Q. これからどんな課題があると考えますか。

A. 現在もヨーロッパへの輸出は行っていますが、販路開拓と拡大を目指して、平成26年3月にタイ国にショールームを開設しました。
 砥石の製造に関しては、機械化できず量産が難しいため、生産性の向上を図るのは難しいのが現状です。「人の手」でしか作れない高品質な製品を作っていくためにも、人材育成に徹底的に力を注いで行きたいと考えています。
 また、地元の人が働く地域性の強い会社ですので、「地元への貢献」を常に考えています。地元で行われる「九尾祭り」に従業員とその家族で参加し、チャリティー販売を行い、収益金を那須町図書館へ寄贈しています。また、家庭で不要となった物をアフリカやモンゴル等へ送る等のボランティア活動を行っています。それらの社会貢献を行うことで、従業員に一体感が生まれ、仕事へのプライドと会社への愛着にも繋がり、意欲を持って働く職場になってきています。

企業から一言・・・

 子育て中の女性を採用する際には、「お母さん業を全うして、その次に職場があるというスタンスで構わない。」と伝えています。子どもの成長を見守るのは今しかありませんが、仕事は明日も明後日もあります。
 パートタイマーで働くお母さんが、子育てが落ち着いたら正社員として働ける体制を整え、正社員になるまでに技術を習得し、会社にとっても必要な人材となって、長く働いています。
 子育て中のお母さん達が作った製品が、世界で高い評価をいただいていることも嬉しいことです。
 今後も、女性が安心して働ける職場・お母さん達が活き活きと活躍できる職場でありたいと思っています。

協力内容 

  • 電話相談【本社・経営管理部門で対応】
  • 視  察【本社・経営管理部門で対応】

(取材:大田原労政事務所 取材年月日 平成27年10月7日 ※平成29年9月一部更新))

お問い合わせ

労働政策課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館6階

電話番号:028-623-3218

ファックス番号:028-623-3225

Email:rousei@pref.tochigi.lg.jp

広告