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更新日:2022年12月26日
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~ 従業員の安全と健康を確保することにより社内で働くすべての人の幸せに貢献する ~
代表者名 | 所長 山内賢一 |
企業所在地 | 下都賀郡野木町若林55 |
連絡先 | 0280-56-2315 |
これまでの受賞・認証歴 |
ISO 9001認定 1998年6月 |
お話 | 所長 山内賢一 さん 総務課 丸山 剛 さん |
企業概要 | 会社設立 : 1933(昭和8)年11月17日 野木製造所完成 : 1968(昭和43)年6月 本社所在地 : 東京都千代田区大手町1丁目7番2号 事業内容 : 野木製造所は、アルミ箔単体の専用工場です。 電池材料や食品・医薬品包装向けの薄箔(6~20μm)を中心に製造して います。 従業員数 : 580名(内野木製造所125名)(2022(令和4)年8月31日現在) |
A.企業行動指針として【安全第一とコンプライアンス遵守】を企業活動の基盤とし次の3つの価値観を大切に行動しています。「相互の理解と尊重」「誠実さと未来志向」「好奇心と挑戦心」その基盤となる、安全に関して以下の方針で取り組んでいます。
1.従業員の協力の下に「災害ゼロ」を目指し、安全で健康な、人にやさしい職場づくりを実現する。
2.労働安全衛生諸法令、社内規定を順守する。
3.年度方針・目標を設定し、次の視点で安全衛生マネジメントシステムの継続的な改善を行う。
1) 設備本質安全化と安全な作業方法の実現
2) 安全最優先の風土・人づくり
3) 労働者の意見を反映した作業環境の改善
4) 健康管理の強化と働き方改革による体と心の健康づくリの推進
5) 防災対策の拡充と訓練の強化
4.安全衛生方針は、社内および構内協力会社すべての人に周知徹底する。
※OSHMS認定に際し労働安全衛生マニュアル、規定、基準を作成し、このマニュアル等に沿って安全
衛生活動に取組んでいます。
A. 野木製造所は日本製箔(株)の工場としてISO 9001とISO 14001の認証を取得しましたが、日本製箔(株)と住軽アルミ箔(株)の統合前に伊勢崎製造所ではすでに安全についてもOSHMSの認証も取得していたことにより全社工場で同じ管理をすべく滋賀製造所と野木製造所も認証を取得する経緯となりました。
A.①設備本質安全化の取組み
・稼動中の設備(危険源)から人の隔離(柵、センサー、電磁ロック)
人が侵入できない(扉が開かない)、エリアにに侵入したら停止する(電源がはいらない)
②災害、事故からの原因追求と改善
・グループ全体に情報を発信して類似の事故、災害の防止対策に取組む
③リスクアセスメントよる危険要因の抽出と改善
・人材の育成(KYTトレーナー教育職制以上)
・4工場合同のリスクアセスメント実施(目あわせ)
④作業環境改善及び暑熱対策
・月例パトロールの実施により問題点の抽出と改善
・WBGT測定による暑熱職場の洗出し及び対策後の効果の確認(他ソフト対策)
効果:休業災害・熱中症の発症が減少しました。
A.以前は、生産部門に女性作業員がいませんでしたが重量物の取り扱い方法や休憩所(仮眠スペース)の環境を整備し2022(令和4)年8月より2名が交替勤務を開始しました。女性作業員を増やし生産部門をもっと明るく働きやすい環境に変えていきたいです。
安全宣言を全職場で発令しています。
・スローガン
「私たちは、安全をすべてに優先します。回転物に手を出しません。」
・社内の優先を明確にして社員に周知しています。
1.安全
2.品質
3.納期
4.コスト
・5S、改善のモットーは「安・楽・正・早」
安 (安全に作業ができるか)
楽 (楽な姿勢、単純化、無くせないか)
正 (誰もが正しく取り扱えますか)
早 (時間ロスの削減ができたか、探すのレス、動線の短尺化)
※ これらを実現することで、決めたことが継続して守られることと、整備された適正なレイアウト(あるべき美しい姿)が出来上がっていくと考えています。
(取材:小山労政事務所 取材年月日 令和元(2019)年11月14日、令和4(2022)年12月一部更新)
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