ホーム > 産業・しごと > 雇用・労働 > 労働環境 > とちぎ働きやすい企業 > 平和テクニカ株式会社  那須工場

ここから本文です。

更新日:2018年11月28日

平和テクニカ株式会社  那須工場

~ 和顔愛語 ~

人はやさしい言葉を語るとき、顔もおのずとやさしくなります。

にっこり笑いながら相手を思いやる言葉をかけてあげることが、和顔愛語

平和テクニカ(若者)

企業情報 

代表者名 代表取締役 小池 達夫
企業所在地 那須町漆塚449番地
連絡先

TEL:0287-72-1035 

(本社 03-3249-0981(代表))

これまでの受賞・認証歴

平成20年度 栃木県フロンティア企業認証 

平成27年3月 がんばる中小企業・小規模事業者300社選定・表彰(経済産業省)

平成29年度 栃木県フロンティア企業認証

お話

那須工場 生産管理リーダー 深澤 幸子 さん

企業概要

創業 : 1952年2月(1973年10月 那須工場稼働)
事業内容 : 産業用精密切断砥石の製造・販売
資本金 : 5,000万円
従業員数 : 那須工場 28名(男性4名、女性24名 内パート社員女性4名)

インタビュー     

Q. 具体的な取組について教えてください。

A. 

◇30歳未満の若者を採用しています。
 具体的には、過去3年間では4人を採用し、内子育て中の女性が3名、中途採用の男性が1名です。技術の習得に時間を要するため、15年位前から若者(特に女性)を積極的に採用してきました。
 子育て期間中を教育訓練期間とし、子どもの急病による休暇にも対応できるよう、充分な人員配置をしています。全員に有給休暇の取得を促し、特に子育て中の女性の取得率は100%に達しています。
 
◇また、インターンシップの受入もしています。
 現在は、県立那須清峰高等学校の生徒さんが、1~2名、毎年来ています。
 生徒さんには、危険の無い作業を体験していただくほか、組み立て家具製作を課題とし、期間中に作品を作ってもらっています。

Q. そのような取組に至るまでの経緯を教えてください。

A. 当社では難削材料用の精密切断砥石を製造しており、工程のほぼ全てを手作業で行います。その日の湿度等で作業に微調整を行う等熟練の技が必要で、一人前になるのに10年を要します。
 そのため、入社から3年位までは、熟練の従業員がマンツーマンでしっかり指導する体制を採っています。また一人一人に「人材スキルマップ」を作成し、体系的かつ計画的なスキルアップのための研修を実施してきました。

 Q. これまでの取組の中で、どのような課題がありましたか。また、その課題をどのように解決しましたか。

A. 15年位前は「工場はなるべく休まないのが当たり前」の時代で、休まないことが最優先され、人員配置もぎりぎりの状態でした。その中で、子どものために自由に休める体制を採ることは会社としてデメリットとしか受け止めてもらえませんでした。
 人材育成に力を入れ、性別や性格を考慮し適材適所の配置をしていったところ、3~5年経ちその人達が技術を身につけ、会社の戦力となったことで、会社としても体制を整えるメリットを理解していきました。
 また、若いお母さん達はいろいろな不安や心配事を抱えて入社してきますので、それらを払拭できるよう、公私共に従業員全員でサポートしています。
 インターンシップについては、薬品を扱うため危険だったり、特許になっている技術等があり、仕事を体験してもらうのが難しいのが現状ですが、見学可能な工程を検討しそれを見てもらったり、危険の無い作業を手伝ってもらっています。
 また、期間中に組立家具を作ってもらい、修了証も交付しています。 

Q. 取組の効果はいかがですか。

A. 若い人を採用し、人材育成と休暇を取りやすい職場環境を整えたところ、各人が熟練の技を習得し、会社の戦力として長く働いています。技術の伝承はもちろんですが、長く一緒に働くことで従業員同士の助け合いの精神が育まれ、技術と一緒に受け継がれてきています。

 Q. より一層の若者採用と人材育成に向けて、どのような課題があると考えますか。

A. 当社の製造工程は、ほとんど全てが手作業で単純作業が多くなります。覚える事も多く、「仕事が覚えられない」と言って辞めた方もいて、「定着」が課題と思っています。
 「仕事に対する興味」「仕事への意欲・希望」を持ってもらうための努力を会社としても怠ってはいけないと思っています。また、働きやすいかは、従業員同士の人間関係も重要で、それらが定着に繋がると思っています。
 そのために、製品がどんな場面で使われているか周知したり、仕事以外での楽しみを持つよう従業員に働きかけています。従業員同士でのサークル活動を推奨し、様々なイベントを行う際には、会社からの経費負担もしています。 

企業から一言・・・

 若者を採用し人材育成や職場環境を整えた結果、辞めずに長く働いています。その結果、従業員同士の繋がりも強くなり「お互い様」の気持ちが根付き、仕事の成果にも生きています。
 
 今後も、製品の品質や性能の更なる向上を図り、お客様に喜んでもらえる製品づくりを行い、後進の育成にも力を注いで行きたいと考えています。

従業員の方から一言・・・ 

 不安は大きかったですが、教育訓練がしっかりしていて、段階を追って教えていただけるので、仕事が覚えやすいです。

協力内容 

  • 電話相談【本社・経営管理部門で対応】
  • 視  察【本社・経営管理部門で対応】

(取材:大田原労政事務所 取材年月日 平成30(2018)年10月15日)

お問い合わせ

労働政策課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館6階

電話番号:028-623-3218

ファックス番号:028-623-3225

Email:rousei@pref.tochigi.lg.jp

広告