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更新日:2019年8月19日
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~博愛と信頼 地域と共に 高度な医療~
代表者名 | 理事長 菅間 博 |
企業所在地 | 那須塩原市大黒町2番5号 |
連絡先 | 0287-62-0733 |
これまでの受賞・認証歴 | 平成27年度 「子育てにやさしい事業所」(公財)とちぎ未来づくり財団理事長表彰 |
お話 | 総務課長 大櫃 貴之 さん |
企業概要 | 設立:昭和39年3月19日 業務内容:病院、診療所、看護師養成学校、介護施設等の運営 職員数:532名(令和3(2021)年11月1日現在) |
A. 1. 昭和50年に事業所内託児所(院内保育所)を開設しています。通常開所時間は8時から18時30分ですが、夜間保育も行っています。保育士を正社員として6名採用し、365日、24時間運営しています。子育て世代の特性に配慮し保育料も11,000円と低額にし、臨時の一時預かりも行っています。
2. 妊娠・出産・子育てを理由に退職した職員の再雇用も行っています。院内保育所を開設しているため、近年は、出産・育児を理由とした退職はありませんが、転居を伴う結婚や家庭の都合等で、一旦退職をした職員の再雇用も行っています。
3. 職員旅行に家族も参加しており、参加費の助成もしています。
A. 院内保育所の開設は、昭和50年です。看護師をはじめとする医療従事者の確保を目的に設立しました。
当院では、職員の約8割が女性です。出産や子育てによる離職を防ぐことが病院の運営にも重要になります。
また、技術を持った職員がほとんどですので、現場を離れることでスキルアップが中途になってしまうことへの不安から、出産時期が遅くなったり、諦めたりすることが無い様に職場環境を整えています。
雇用を継続することが職員にも病院にも必要ですし、地域への貢献とも考え、院内保育所を運営しています。
A. 多くの職員がシフト制で勤務しているため、24時間、365日開所し、常時・臨時を併せて20人位の職員が利用しています。
法人内には当院の他、診療所等勤務箇所が複数あるため、院内保育所の利用を希望した職員には、当院や併設する在宅総合ケアセンターへの異動により送迎時間の短縮を図れるようにしています。
また、院内保育所では幼児教育にも対応していますが限度があり、就学時の友人関係を考慮し幼稚園へ通園させる職員もいます。そのため、当院まで幼稚園の送迎バスに来てもらい、保育士が対応しています。
他にも、避難訓練やクリスマス会等の病院行事にも参加し、病院と一体的な運営に努めています。それにより院内保育所の存在が地域にも浸透しており「菅間さんの保育園」として来院された方にも親しまれています。
A. 院内保育所の運営にはコストがかかりますが、職員が働きやすい環境を整えることにより、職員が辞めずに働くことができ、病院にとっても職員にとっても効果は大きいと考えています。
A. 子どもの急病による休暇は、同僚への配慮に対する精神的負担にもなりますし、シフト調整等も行わなければなりません。それらの軽減のために、2019年4月から新たに病児保育を開始しました。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で、一時的に受入を中止しておりますが、この病児保育は院内職員のみならず、地域の働く子育て世代を応援できるよう、地域のお子様たちも受け入れ致します。
他にも、職員がより安心して働けるようになり、働きやすい職場にするために、学童保育の対応も検討しています。これらの取組が地域貢献にも繋がればと考えているところです。
博愛会は、昭和39年開業以来、『博愛と信頼・地域と共に・高度な医療』を理念に、地域住民の方々と共に一生涯快適に豊かな健康生活を送れるよう、『誰でも・いつでも・どこでも』を病院のスローガンとしてきました。
また、地域住民のニーズを基に、救急医療・予防医学からリハビリテーション医療まで、地域に密着した良質な医療を提供すべく24時間体制で皆様の健康危機管理のお役に立てる様これからも頑張って参ります。
(取材:大田原労政事務所 取材年月日 平成30(2018)年10月15日、令和3(2021)年12月一部更新)
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