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更新日:2025年2月19日

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日伸工業株式会社 宇都宮工場

Growing every day 日々を伸展させる 

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企業情報 

代表者

工場長 麦倉 敏雄
企業所在地

滋賀県大津市月輪1-1-1 (本社)
栃木県宇都宮市平出工業団地8-2 (宇都宮工場)

連絡先 028-661-3275(宇都宮工場)

これまでの受賞・認証歴

平成29(2017)年 地域未来牽引企業
令和4(2022)年 栃木県フロンティア企業
令和6(2023)年 栃木県「とちぎ女性活躍応援団」登録
         栃木県「いい仕事いい家庭つぎつぎとちぎ宣言」登録
令和6(2024)年 安全衛生優良事業場 栃木県労働局長優良賞
令和7(2025)年 栃木県「男女生き活き企業」認定

これまでに活用した

支援施策・助成金など

キャリアアップ助成金、トライアル雇用助成金、特定求職者雇用開発助成金、
栃木県「女性が働きやすい企業推進アドバイザー派遣」事業
お話 宇都宮工場 工場長 麦倉 敏雄 様
本社・大津工場 総務部 木下 真一 様
宇都宮工場 総務課 黒須 和代 様

企業概要

設立  :昭和34(1959)年8月
     宇都宮工場 昭和45(1970)年8月操業
資本金 :9,000万円
事業内容:精密プレス部品の製造および組立、精密プレス金型の設計・製作

インタビュー 

Q.具体的にどのような取組をされていますか。

A.安全衛生防災方針に基づき、下記取組(一部抜粋)を通して従業員一人ひとりの安全への意識を高め、健康・安全・快適な職場づくりに取り組んでいます。

1、入社時・定期安全教育の実施
  基本ルール・安全衛生関連法規・安全作業手順書・その他の要求事項の遵守を徹底し、安全確保に努める
2、リスクアセスメント・KYT(危険予知トレーニング)の実施と改善
  “災害ゼロ”から“危険ゼロ”の安全で快適な職場づくりの推進
3、各部会によるパトロールの実施と改善
  安全パトロール、7S部会※パトロールの実施  ※7S…5S+2S(セーフティー、スピード)
  各工場共通の「7S活動のガイドライン」を策定し、ガイドラインに則り安全衛生に取り組んでいる。
4、7Sタイムの実施
  毎週末の全従業員による7Sタイムの実施。整理整頓(7S)見える化、定位置管理の徹底。
  ”点検シート”により7S活動を点数化し、労働安全衛生の取組を目に見える形にしている。
  ”点検シート”の主な項目は、「物の定位置化」、「作業服の着こなし」などがある。
5、BCPの策定実施
  東日本大震災を経験し、有事の際の初期行動を検討し、計画を策定
  耐震診断から建屋の改修も計画
6、7S活動・改善提案活動の表彰
  7S活動に積極的に取り組んだ職場を月間優秀賞として表彰。
  個人改善提案において月間優秀賞を表彰。また安全に関する提案は、安全衛生防災委員会で
  紹介し共有する。
7、心と身体の健康づくり推進
  時間外労働時間の削減、産業医との健康相談実施

Q.そのような取組に至るまでの経緯を教えてください。

A.主要なお客様の業界が家電から自動車へと変化したことで、安全・品質に関する意識が変わってきました。特に自動車産業は安全意識が高いため、当社でも労働安全衛生に取り組むきっかけとなりました。
 生産活動には従業員の安全と健康が第一です。そのため、まずは全従業員が安全衛生に対する理解を深める取組をしてきました。さらに、個々が自主的に安全確保に取り組み、管理能力向上に努める活動を継続しています。

Q.取組の効果や成果はいかがですか。

A. 近年、若手などの採用が増えているなか、社内研修や小集団活動などの上記取組を積極的に行い、コミュニケーションが良化してきました。併せて、係単位での安全に関する改善取組も進み、個々の安全意識が向上しました。
 また、2018年より無災害記録を継続しており、2024年には「安全衛生に係る栃木労働局長表彰 優良賞」を受賞しました。

Q. 取り組む上での課題や心掛けている点はありますか。

A.海外工場と連携活動を行うプロジェクトもあり、外国籍の方々と一緒に働く環境にあります。そのため、同じ目線での考え方、ルールを共有することを心がけています。例えば、作業工程を共有するために、動画や写真付きの手順書などを活用しています。
また、新入社員など労働安全衛生の取組への理解や安全感度の高くないと思われる従業員へは、過去に発生した災害について共有するなどの教育を丁寧に行っています。

Q.今後の目標や課題はありますか。

A.安全で快適な職場、働きやすい職場を確立し、従業員のご家族からも信頼される企業であり続けることを目標としています。労働安全衛生の取組は真摯に繰り返すことに尽きると考えています。当社には、ベテランや若手、中途採用、そして外国籍の従業員もおります。それぞれの立場や背景に応じて、ベテラン社員に対しては過信や油断をしないように、若手や中途採用などの従業員に対しては安全衛生の基礎を徹底して理解してもらうため、定期的な安全教育を今後も継続して参ります。

 会社から一言・・・ 

日伸工業のパーパスである「私たちは、個々の力を伸ばし、技術を発展させ、社会に役立つものを創造し続ける」を実現し続けるために、従業員一人ひとりが安全衛生への意識を高め、今後も安全衛生活動に取り組んで参ります。

利用者から一言・・・

「安全第一」の職場環境の中、近年導入されている自動化設備での生産活動に従事できることにやりがいを感じています。
 また工場での採用活動もあり、高校生のインターンシップや大学生の会社見学の際には整理整頓と気持ち良い挨拶を心掛け”良い会社だな”と感じて貰えるよう取り組んでいます。

協力内容 

  • 電話相談

 

(取材:労働政策課   取材年月日   令和7(2025)年1月27日)

お問い合わせ

労働政策課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館6階

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