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更新日:2024年8月22日

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赤石工業株式会社

~提案型起業を目指す~

赤石工業

 

企業情報 

代表者名 代表取締役社長 小川 邦明
企業所在地 足利市大月町94-2
連絡先 0284-41-7586
これまでの受賞・認証歴

平成20年度 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰奨励賞
平成28年度 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰優良賞

これまでに利用した支援施策・助成金等 トライアル雇用奨励金制度
お話 総務部 佐藤 浩史 さん
企業概要

昭和43年9月 赤石工業(株)設立
平成11年3月 ISO14001取得
資本金 3,700万円
エアコン、太陽光発電関連部品及び建築部材製造
従業員104名 (男73名 女31名)

インタビュー

Q. 具体的にどのような取組をされていますか。

A.

  1. 毎月第1水曜日に安全衛生委員会を開催しています。
    メンバーは、会社8名、従業員代表者7名です。
    議事は安全・衛生にかかわる事項の指摘・検討・対策とリスクアセスメントの指摘・検討・対策です。
    従業員からの安全提案募集や安全作業確認書の回収により従業員の意識を高めています。
    プレス機の減点方式採点(会社独自)や油分離槽の管理など機器の管理も確認します。
    従業員の残業時間を確認し、仕事の再配分などをしています。
    従業員の健康診断については100%受診し、精密検査等の二次検診必要な従業員についても100%受診させます。
  2. 現場巡回を毎日午前・午後1回ずつ行っています。
  3. 安全衛生計画の実施管理を毎月1回行っています。
  4. 危険な箇所を発見したらすぐに改修します。

Q. そのような取組に至るまでの経緯を教えてください。

A. 創業当時は、プレス作業中やフォークリフトの運転中の事故等が起こりやすい事業場でした。

 平成18年の労働安全衛生法の改正に伴い、労働基準監督署に勧められ、安全衛生改善計画を作成し職場環境の改善に努めています。

Q. 取組の効果や成果はいかがですか。

A. 現在でも、赤チン災害は時折ありますが、大きな災害は無くなりました。

 機器の更新や整備によるハード面と従業員の安全衛生に関する意識などのソフト面の相互作用により、安全な事業場となりました。

Q. 取り組む上での課題や心掛けている点はありますか。

A. 作業効率優先の考え方を安全優先の考え方に変えていくことが課題でした。

 例えば、フォークリフトの速度制限を設けると単位時間当たりの出来高が減ってしまうため速度制限を守らないなどです。

 しかし、災害が起こればそれ以上のリスクがあることが理解されてきたため、工場内にカーブミラーを設置した方が良いなどの従業員提案がなされるなど、改善されてきました。

Q. 今後の目標や課題はありますか。 

A. 毎日、同じことの繰り返しをしているとどうしても慣れてきてしまって少しずつ気が緩んできます。

 フォークリフトの速度は5km/hなのですが少し速くなったり、機器の点検を忘れてしまったり、手順を抜いてしまったり、そのような小さなことが大きな災害につながることがあります。

 安全衛生に関する再教育をしていかなければいけないと考えています。

Q. 会社から一言・・・。

 安全第一 

協力内容 

  • 電話相談
  • 視察(令和5年度 2件計約30名 工場内視察)

(取材:足利労政事務所 取材年月日 令和元(2019)年7月19日、令和4(2022)年12月一部更新、令和6(2024)年8月一部更新)

お問い合わせ

労働政策課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館6階

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