重要なお知らせ

 

閉じる

ホーム > 産業・しごと > 雇用・労働 > 労働環境 > とちぎ働きやすい企業 > 株式会社小野測器  宇都宮テクニカル&プロダクトセンター

更新日:2026年2月20日

ここから本文です。

株式会社小野測器  宇都宮テクニカル&プロダクトセンター

~未知を拓き、未来を創る~

外観.jpg 社員.png

企業情報 

代表者名 宇都宮テクニカル&プロダクトセンター長   松本 祥
企業所在地 宇都宮市西川田南2丁目4番13号
連絡先 028-658-3111
これまでの受賞・認証歴 平成30(2018)年度   安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰 優良賞
令和7(2025)年度     安全衛生優良事業場 厚生労働大臣表彰 奨励賞
お話 総務人事ブロック ブロック長代理   東舘 喜和 さん
企業概要 設立:昭和29年
資本金:71,342万円
従業員数:780名

インタビュー 

Q.具体的な取組について教えてください。

A.
「安全でなければ繁栄なし、健康なくして幸せなし」というスローガンを掲げ、健康と安全を最優先とし、以下の活動を継続的に実施しています。

(1)安全衛生委員会による、職場巡視パトロール

安全衛生委員と5S実践委員が一組となり、安全面に関するリスクアセスメント評価および5Sに関する5段階評価を毎月実施しています。その結果を基に、安全衛生委員会において是正状況の確認を行うとともに、情報の水平展開を図っています。

(2)設備リスクアセスメント評価

生産設備や治工具、作業環境に起因し、巻き込まれ、挟まれ、火傷、失明、裂傷、切断、落下などの災害(人命や社会生活に被害が生じるおそれ)が想定されるものについては、リスクアセスメント評価を実施しています。
その評価結果を基に、安全衛生委員会が現場で現物を確認し、設備および作業の安全性が確保されているかを判断した上で、設備の使用および作業を許可しています。
また、リスクアセスメント評価を通じて、危険を予知するトレーニングが実践形式で行われています。
これにより、職場に潜在する危険源や有害性を把握し、除去・低減することで、安全が維持されています。

(3)5S活動

安全の基本となる5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動は継続的に実施されており、現在では各職場において当たり前の活動として定着し、自主的・自発的に行われています。

(4)ヒヤリハットの共有

各職場で発生したヒヤリハット事例については、安全衛生委員会において課題管理案件として共有し、委員会メンバーと職場が一体となって現場・現物を確認しながら対策を講じています。

(5)カイゼン提案

各職場にカイゼン提案推進委員を設置し、「安全」「品質」「効率」「コスト」「5S」の各カテゴリーを設けたカイゼン活動を、持続的に実施しています。これらのカイゼン提案活動は、現場の安全確保に直結する重要な取組であり、カイゼン提案推進委員会による審査を通じて、提案に対して報奨を行う制度も整備されています。

(6)Well-being向上に向けた取組

健康保持・増進対策の推進、メンタルヘルス対策、ワーク・ライフ・バランスの推進、人と人・組織のつながりの改善などに取り組み、社員一人ひとりがウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)を実感でき、エンゲージメントの高い組織の実現を目指しています。

Q.そのような取組に至るまでの経緯を教えてください。

A.
当事業所では、1993年以降、無災害記録を更新し続けています。さらに遡ると、1960年代から今日に至るまで、無災害を維持してきたものと考えています。

この成果は、単に機械や設備が安定していたから成し得たものではありません。人と人との信頼関係、互いを思いやる文化、そしてそれらを支える仕組みを先人から受け継ぎ、愚直に実行してきた結果として、長きにわたり無災害を継続できていると捉えています。

Q.取り組む上での課題や心掛けている点はありますか。

A.
私たち小野測器は、企業理念として「未知を拓き、未来を創る」という言葉を掲げています。この言葉には、挑戦を恐れず、新たな価値を生み出していくという強い決意が込められています。

しかし、どのような挑戦も「安全」なくして前に進むことはできません。安全が確保されてこそ、挑戦する勇気が生まれ、未来を切り拓く力へとつながると考えています。挑戦には常にリスクが伴います。そのリスクを適切に管理・制御できなければ、持続的に未来を創ることはできません。だからこそ私たちは、安全を挑戦の「土台」と位置づけています。

安心して働ける環境があるからこそ、社員一人ひとりが持てる力を十分に発揮できる。私たちはこの関係性を大切にし、「安全は挑戦を支える基盤である」という考えを、日々の行動に落とし込んでいます。

Q.取組の効果はいかがですか。

A.
こうした取組の積み重ねが、私たちに大きな成果をもたらしています。

まず、現場が主体となる安全文化が確実に根づいてきました。計測機器を扱う企業という特性もあり、社員には真面目な方が多いです。以前は会社が主導して危険予知トレーニング等を行っていましたが、いまでは社員一人ひとりが自らリスクを見つけ、主体的に改善へと行動するようになりました。安全に対する真摯な姿勢が、日常の業務の中に自然と息づいています。

次に、ヒヤリハットの共有が全社へと広がり、小さな「気づき」が、大きな事故を防ぐ力へと変わっています。

そして何より、経営層から現場までが一体となった安全風土が醸成されています。現場の声がトップにつながり、トップの想いが現場の行動へとつながる。こうした「信頼の循環」こそが、私たち小野測器の安全文化を支える原動力です。

Q.今後の目標や課題はありますか。

A.
いま、私たちは次の節目である「無災害12,000日」を目指しています。
この挑戦は、単に記録を更新することが目的ではありません。「ひとりも欠けてはいけない」その覚悟を、社員一人ひとりが胸に刻み続けることに他なりません。この覚悟こそが私たちの誇りとなり、揺るぎない信頼となって、社内のみならず地域社会へも、良い影響として広がっていくと信じています。

また、全ての社員が思いやりを持って働くことで、誰もが安心安全に働ける職場環境を実現し、それが、働きやすさや職場への愛着につながってほしいと思っています。

企業から一言・・・

私たちは、社会から信頼される企業であり続けたいと考えています。
社員一人ひとりが安心して働ける環境を守り、これからも共に歩み続けていきます。
そして、関係するすべての人たちと力を合わせ、安心で安全な職場をつくっていく。
その想いを、次の世代へとつないでいきたいと思います。

協力内容 

  • 電話相談
  • 視察

(取材:宇都宮労政事務所 平成30(2018)年12月10日、労働政策課 令和8(2026)年1月9日)
(一部更新:令和4(2022)年12月、令和6(2024)年1月)

お問い合わせ

労働政策課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館6階

バナー広告