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更新日:2024年1月30日
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~全ての人が人間らしく生きる為に~
代表者名 | 理事長 桑崎 彰嗣 |
企業所在地 | 佐野市免鳥町472-1 |
連絡先 | 0283-21-4320 |
お話 |
総務課 大竹 勤 さん |
企業概要 |
1993年に佐野市初の「介護老人保健施設 佐野ナーシングクワサキ」を開設。 短期入所療養介護 佐野ナーシングクワサキ 通所リハビリテーション 佐野ナーシングクワサキ 居宅介護支援事業所 在宅介護支援センタークワサキ 認知症対応型共同生活介護 グループホーム エルーセラ クワサキメンタルクリニック 原宿メンタルクリニック 従業員 112名(男性:14名 女性:98名) |
A. 女性職員が多い為、家庭事情等により勤務時間の変更ができるようにしています。短時間勤務になると時給制となり給料が減ってしまう為、時間数を減らさないで始業時間を早くするか遅くするかを選択できるように調整しています。また、一時的にパート職員となることも認めています。パート職員は勤務日も調整ができるので働きたい日だけ勤務することが可能です。なお、年次有給休暇は、正職員、パート職員共に自由に取得できます。また、介護に自信が無い方向けに、介護補助員という職種を設け、専門職ではない就職窓口を広げました。
A. 以前は子どもの保育園の送迎等の関係で仕事が続けられず退職する方もいました。人手不足の現状でせっかく仕事をできる方が退職してしまうのは、非常にもったいないと考えていました。そこで、職員の希望を聞いたところ、勤務時間数を減らすと給料が減ってしまうので、勤務時間帯を30分程度ずらしてほしいとのことでした。また、介護補助員に関しては、働きたいけれども介護に自信が無いという希望が多数あったため、介護職員への負担軽減の効果も期待し、取り組みました。
A. 子育て中の職員の退職が減りました。また、介護補助員に関しては、介護補助員に社会参加の場を提供できたことに加え、介護職員の負担軽減効果をもたらしました。
A. 勤務時間帯を変更する方がいると、朝または夕方に職員の人数が減ってしまい、残っている職員の負担が増えてしまうことが問題でした。朝、夕の仕事を少なくするように調整し、また、通常勤務の方に事情を良く説明し理解をしていただくようお願いをしました。また、介助補助員に関しては、介助補助員ごとに何をどこまでできるのかをその都度、見極め、検討しできることをやっていただいています。
A. 今でも職員の中には有給休暇を取得したり、勤務時間を変更したりすることは良くないことだと思っている方がいるかもしれません。そのような方の意識を変えていくことが課題です。仕事も家庭も大切にできる職場環境を整えていかなければならないと考えています。また、介護補助員に関しては、介護職員として正社員でやっていきたいとなり正社員登用した後、再び自信がなくならないよう教育する必要があると考えています。
働きやすい企業を目指していますので是非一度見学にいらしてください。
(取材:足利労政事務所 取材年月日:令和元(2019)年7月19日、令和4(2022)年12月一部更新、令和6(2024)年1月一部更新)
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労働政策課
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