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更新日:2022年2月4日
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~自動車産業の更なる発展のため、
“開発力”と“ものづくり”を極めた製品で貢献します。~
代表者名 | 代表取締役社長 元吉 圭太 |
企業所在地 | 栃木県大田原市上石上字東山1843-6 |
連絡先 | TEL 0287-29-3355(代表) FAX 0287-29-3385 |
これまでの 受賞・認証歴 |
1999年 QS-9000/ISO9001認証取得 2004年 ISO14001認証取得 2005年 ISO/TS16949認証取得 2007年 快適職場推進計画認定事業場 2013年 OHSAS18001認証取得 2014年 ISO27001認証取得 2014年 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰 奨励賞 2020年 ISO45001認証取得 2021年 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰 優良賞 |
お話 | 取締役 車載リレー事業総括部長 松本 祐紀 さん |
企業概要 | 資本金 4.5億円 従業員数 871名 大田原工場 192名(2021年12月1日現在) 事業内容 電機機器 部品製造 (車載リレー・EVリレー・ATスイッチ・車載カスタムデバイス・パワーリレー・シグナルリレー) |
沿革 | 1958年 株式会社大田原電機製作所として設立 1993年 株式会社タイコーデバイスに社名変更 2010年 パナソニック電工株式会社のグループに加入。 「パナソニック電工タイコーデバイス株式会社」に社名変更 2012年 「パナソニックデバイスタイコー株式会社」に社名変更 2017年 会社統合により「パナソニックスイッチングテクノロジーズ株式会社」に社名変更 |
A. 「安全は全てに優先」、それがあってはじめて品質の良い商品を、約束の期日にお客様へ届けることが出来る、ということを基本の考え方としています。また、「設備安全、トラブル防止、行動安全」を安全活動の3本柱と捉え、労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001)に基づき、組織化した安全衛生委員会の年間スケジュールに従って毎月の活動を推進しています。
【主な取組み】
1.リスクアセスメントによる危険源の特定と改善
2.安全衛生委員による月に1回の職場巡視と改善
異なる部署の従業員で構成する数グループが、担当エリア以外の場所をローテーションで巡視するようにしています。普段と違う目で見ることは、危険の早期発見に繋がります。
3.専門分科会活動(衛生・健康・機械電気・行動・防火防災・交通安全)
4.安全教育(化学物質、RA、安全道場設置による体験訓練、等)
5.転倒災害予防(健康エクササイズ(2回/日)の実施)
転倒防止のためには、太ももの筋肉を鍛えることが有効だそうです。そこで、専門家が監修したエクササイズを10時と3時に実施しています。2~3分のプログラムですが、ストレスの緩和や体調不良の低減という効果も実感しています。最初は、推進リーダーに率先して実施してもらいましたが、最近では各人が自発的に取り組むようになりました。
6.過重労働対策(疲労蓄積度自己診断チェック、定時退社日の設定、産業医との健康相談、等)
7.ヒヤリハット活動
8.グループ内労働災害事例からの水平展開
グループ企業内での災害事例を共有し、その災害を教訓として、社内に同様のリスクはないか点検を行っています。
9.「安全の日」(毎週水曜日)の設定(安全に関するスポット放送、安全作業の10則・安全の合言葉の唱和)
A. 2010年にパナソニックグループに加入しました。これを機会に、従業員がより安全に安心して働ける職場づくりを推進しました。人にケガをさせない、仲間の安全を守るということが高品質の製品を製造することに繋がると考え、「労働安全衛生マネジメントシステム」に基づく活動を始めました。
A. このような取り組みを継続することにより、従業員の職場での安全に対する意識や感度が変わってきたと感じています。過去には設備災害1件(2019年)や行動災害1件(2020年)が発生しましたが、2021年度においては現在まで災害は発生しておらず、ぜひこのままゼロ災害を継続していきたいと考えています。
A. 『安全第一 凡事徹底! 意識向上でゼロ災害』 をスローガンとして掲げ活動しています。凡事(当たり前の事)を徹底してやり通すことで、それ自体が大きな非凡となり成果に繋がると考えているからです。安全活動における“凡事”とは、安全ルールの遵守、安全基準に基づく設備安全、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)3定(定位、定品、定量)の維持向上です。また、リスクを未然に防ぐ安全活動においては、一緒に働く仲間を家族同様と捉え、「ケガをさせない、危険や不安な目にあわせない」という視点で行動することが重要です。
A. 安全活動を行うにあたり、特に若年層や派遣社員に対して、しっかりとその意味を伝え継承していくことが重要と考えています。そのためには、伝える側である現場リーダー等責任者クラスのスキルアップが必要です。今後はそのスキルアップを体系的に実施する方策を検討していきたいと思います。また、安全安心に働ける職場づくりのため、更なるコミュニケーションの強化として、職場活性化ミーティングや上司との1対1の面談などを実施します。お互いを理解し尊重する機会を設け、何でも言い合える風土の醸成を図っていきたいと考えています。
労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001)に基づいて取り組んでいる活動が評価され、外部の方からも関心を持って頂くことは、社内の取り組みにおいて大きな励みとなります。更に社員が安心して働けるように、今後も活動を継続していきたいと思います。
(取材:大田原労政事務所 取材年月日 令和3(2021)年12月1日)
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