ギガフォトン株式会社

～明るく安全で働きがいのある職場環境の醸成～ 

企業情報 

代表者名	代表取締役社長（兼）CEO 浦中 克己
企業所在地	小山市横倉新田400
連絡先	TEL 0285-28-8410 FAX 0285-28-8439
これまでの受賞・認証歴	平成26(2014)年10月 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰 奨励賞 平成29(2017)年7月 くるみん認定 平成30(2018)年11月 無災害記録証第一種（700万時間） 令和2(2020)年4月 ISO45001：2018認証取得 令和2(2020)年7月 プラチナくるみん認定 令和3(2021)年12月 無災害記録証認証二種（1,050万時間） 令和4(2022)年10月 安全衛生優良事業場 栃木労働局長表彰 優良賞
お話	工師長（兼）総務部担当部長 安島 春秀 さん
企業概要	設    立 平成12(2000)年8月1日 資  本  金 50億円 従業員数 連結1,219名 （令和４(2022)年4月30日現在） 国内拠点 小山事務所（本社内）､東北事務所､四日市事務所､広島事務所､九州事務所 海外拠点 北米、韓国、中国、台湾、ヨーロッパ、イスラエル、シンガポール 事業内容 半導体リソグラフィ用、その他用エキシマレーザ及び極端紫外線光源(EUV)の開発・製造・販売
沿革	平成12(2000)年 ギガフォトン株式会社設立 平成20(2008)年 米国子会社「Gigaphoton USA Inc.」を設立 平成23(2011)年 コマツの全額出資子会社となる 平成23(2011)年 オランダ現地法人「Gigaphoton Europe B.V.」の事業活動開始 平成24(2012)年 韓国現地法人「GIGAPHOTON KOREA  Inc.」の事業活動開始 平成24(2012)年 台湾現地法人「GIGAPHOTON TAIWAN Inc.」の事業活動開始 平成25(2013)年 シンガポール支店を設立、事業開始 平成29(2017)年 本社新社屋が完成 令和元(2019)年 中国現地法人「GIGAPHOTON GHINA Inc.」の事業活動開始 令和４(2022)年 本社新社屋増築棟が完成

 

 インタビュー

Q.具体的にどのような取組をされていますか。

A.安全衛生に関する年間活動計画を策定し、安全衛生委員会で承認後に活動を推進しています。
    １.全社統一による重点活動の推進
     ・重大災害発生箇所（設備・作業 等）の横にらみ対策実施
     ・安全衛生関連法令等の改正案情報把握及び確実な対応

　 ２.安全衛生管理レベルの維持向上
     ・安全関係資料や労働・交通災害情報を海外拠点に発信しコミュニケーションを強化
     ・安全衛生委員会を確実に開催し、労使委員による活動確認

 　３.労働安全衛生マネジメントシステム（ISO45001）の適切な実施及び運用
     ・内部監査の実施及び横にらみを強化しマネージメントレビューの実施

　 ４.『危険ゼロ』の職場を目指した安全施策の継続（法令・規則順守）
     ・コマツグループ内の他事業所・協力企業災害の類似作業横にらみ実施
     ・海外拠点を含めた稼動前点検の確実な実施
     ・法定点検・定期点検の確実な実施
     ・各種週間活動（安全・労働衛生・火災予防・交通安全）の実施

　 ５.危険に対する感受性向上（リスクマネジメント活動の推進）
     ・問題意識を持ったリスクアセスメントの実施による不休災害・重大ヒヤリ撲滅
     ・各種パトロール（労使・産業医・衛生管理者 等）実施による危険要因の洗い出しと対策
     ・各種安全教育（雇用時・異動時・作業変更時 等）の実施
     ・管理職や管理監督者による個人面談の実施と吸い上げた意見への改善とフォロー
     ・ＨＨＫ(ヒヤリハットキガカリ）提案（目標：１件/年・人）、安全日誌を活用した意見吸い上げと対応
     ・工事業者への定期的な教育とパトロールの実施
     ・その他の活動で、安全道場の活用やゼロ災サークル活動を推進

　  ６.健康の維持増進活動の推進
     ・各種（定期・特殊・雇用時・渡航前・婦人科 等）健康診断の100%受診
     ・健康診断有所見者の個別指導（産業医面接）と特定保険指導（健康管理室）
     ・過重労働による健康障害の防止(時間管理・産業医面接実施)
     ・労使による禁煙キャンペーン（禁煙チャレンジ）の通年化による禁煙支援の促進
     ・ストレス診断実施によるメンタル不調者の保健師面談（１回/月）と心のサポート便り発信
     ・KHP100（Komatsu Health Promotion100）等でウエアラブル端末を活用した健康づくり

　 ７.防火・防災活動の推進
     ・各種緊急避難訓練（ガス洩れ・火災・防災・安否・夜勤時）の実施

　 ８.交通災害(通退勤含む)の防止
     ・交通安全講習会・交通通勤KYT（危険予知訓練）実施による啓蒙活動実施
     ・新入社員や加害事故発生者に対する社外ドライビングスクールの受講（就業時間扱い）
  　

Q.そのような取組に至るまでの経緯を教えてください。

A.経緯としては、安全衛生に関する年間活動計画を策定する上で下記内容に重点を置いて、そこから様々な取り組みを展開し、今日に至ります。
   １.コマツグループ安全衛生に関する社長メッセージ
   ２.コマツグループ安全衛生重点方針
   ３.ISO45001システム監査結果
   ４.前年度の活動振り返り
   ※上記４項目をまとめ『全社重点活動方針』を策定しています。
   ※その重点活動方針より活動計画書の各項目へ展開しています。

Q.取組の効果や成果はいかがですか。

A.特に会社設立以来20年以上にわたり休業災害が『ゼロ』を継続しています。
　安全衛生や環境面での国際規格であるISO45001やISO14001の認証取得によりユーザ各社より活動の取組と評価をいただいています。
   また、長年に渡りKY（危険予知）及びリスクアセスメントを地道に行い現場の鑑識眼向上に努め、作業の標準化を行なってきました。

Q.今後の目標や課題はありますか。

A.労働安全衛生や環境等につきましては、継続的に活動を推進していくとともに、SDGｓ（持続可能な開発目標）目標達成のための体制を構築しています。

協力依頼

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（取材：小山労政事務所   取材年月日   令和４(2022)年12月13日）

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